メンタルヘルスに必要なのは正しい知識と技術であって、愛ではない

今日は、今年3回目のメンタルヘルスのセミナーということもあり、昨年から研究会などを通じて、勉強してきたことを振り返ってみました。

 

その中で一番印象深く残っているのが、タイトルのフレーズです。

「メンタルヘルスに必要なのは正しい知識と技術であって、愛ではない」

 

これを聞いた時には唸りました。

 

愛知淑徳大学の教授であり、精神科医・臨床心理士として特に子ども、若者の抑うつ状態・適応障害への対処、心理的ケアにあたられている古井景先生の言葉です。

(この古井先生、とてもユニークな語り口ですが、2時間の講義中に何度もうなづき、唸らされました。)

 

抗うつ剤が効かない不安性うつが多くなっていることもあり、会社としてうつ状態への対応をする際に正しい知識を身につけるのは必至であると気づいた瞬間でした。

 

メンタルヘルスに限らず、つい目の前で起きていることの対策に追われ、問題の本質を見ないまま間違った判断をしてしまうことは、ありがちです。何事にもすべて背景があり、条件が揃ったからその事象が起きるわけですが、忙しさや専門外を理由にその部分には目をつぶって表面的な対策をしてしまっていないか、ちょっと胸が痛いです。

 

考えてみれば、社会構造の変化も、うつ病のような精神疾患が増えた大きな要因のひとつです。だからこそ、中小零細の企業でも対策が必要になっています。むしろ、自社で対策が取りにくいからこそ正しい知識と利用可能な事業場外資源(技術)を知ることは重要だと思います。

 

これも古井先生の言葉ですが、忘れないように書きとめておきます。

 

「メンタルヘルス対策は思いやりではない、労務管理そのものである」

 

 

 

 

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